京都・一乗寺、白川通沿い樋ノ口町の
ギャラリー&カフェ,アート・ショップ
<< October 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

祝!開店。


いよいよこの日を迎えることができました。

オープニングパーティの様子です。

本当にみなさんありがとうございました。

「Black bird White bird」は、
展示をする作家さん、その作品を見に来てくれる買ってくださる方、
コーヒーを飲んでくださるお客さん、みなさんが
何かしら新しい発見や繋がりを持って帰れるお店になりたいと思っています。


これからも末永くよろしくお願いいたします。





しるし


看板が入りました。

嬉しいながらも、身の引き締まる思いです。

泣いても笑ってもあと3日。
この日のためにたくさんの人たちの力を借りました。

「Black bird White bird」はダンナさんと私の人生の集大成。
その思いがこの看板には込められているのです。

新しい出会いもありました。

この物件を紹介してくれた不動産屋さん。

普段の超多忙なお仕事の、さらに合間を縫って土日もいとわず、
動いてくれた設計士さん。

お店づくりを通して尊敬すべき仕事ぶりを見せてもらいました。
たくさん。たくさん。

私たちのお店で出すコーヒーもそのひとつです。

コーヒー豆は自家焙煎店「内山下珈琲焙煎所カエル 」さんのものです。

店主の猿川さんは岡山で‘少し頑固においしいコーヒー豆を自家焙煎’ 販売しています。











その猿川さんからの提案が、お店の名にちなんで、さっぱりした「シロノブレンド」と、深みのある「クロノブレンド」と名付けられたオリジナルブレンドでした。


そのコーヒーを入れる器は前にも書いた、益子の作家さん、渡辺キエさん。


カフェの家具制作は頼まれたシゴトは‘いい加減’でやることをモットーにする木印さん。


私の憧れだった、活版印刷で名刺やショップカードを刷ってくれたのは、
偶然、近所に事務所を構えたばかりのりてん堂さん。


そして、そして、妥協ない設計士さんと素人の私たちの要望を
昼夜問わず、形にしてくれた大工さんたち。

その姿は一歩ずつ、一歩ずつ、
諦めず、くさらず、確実に歩いていくように見えました。



そしてみんな、それぞれのシゴトの証としての「しるし」が、
どこかに刻まれているのだなあと思った次第です。





ご近所さん。


今日はのご近所さんのお話を。

「Black bird White bird」は左京区一乗寺樋ノ口町にあります。
白川通という大きな通りに面しています。イチョウとケヤキの街路樹が続く素敵な通りです。

お店から白川通沿いに南に歩いて2分ほどのところに、
京都造形芸術大学があります。

東山三十六峰のひとつ、瓜生山の斜面に沿って建てられた校舎は、
正面玄関の大階段、大小さまざまな建物があります。

カフェやギャラリーなど自由に誰でも入れるスペースもあり、
キャンパス内はいつもクリエイティブな活気にあふれています。

美術系大学にある基本的な学部や学科に加えて、
「芸術表現・アートプロデュース学科」「こども芸術学科」「マンガ学科」など
実験的な学科もあり、講師陣が多彩という話をよく聞きます。

造形大卒のアーティストと言えば、現代美術アーティストの束芋さん。
日本社会の抱える問題をテーマに、ユーモラスな映像や
立体と組み合わせたインスタレーション、肉筆ドローイングなどの作品で有名です。

また、その昔、私が編集プロダクションの編集者時代の頃、
きんとうん出版という自社社レーベルで本を数冊出したことがあります。
そのとき『MILK CAP~牛乳ビンのふたの本』で、
光栄にもご一緒したランゲージ・アーティストのイチハラヒロコさんもこの学校のご出身です。

そんな造形大生の御用達でもあると思われる画材屋さん「バックス画材」がうちのお店の3軒隣にあります。
また右隣は、うちの白い外観と対照的に、真っ黒の外観の(偶然にも!)、
興味をそそられるコト間違いなしの古道具屋さんがあります。
注意点は営業時間が、とても自由なこと(苦笑)。

芸大と画材屋さんの間、おかげさまでそんな好立地なところに
「Black bird White bird」はできました。

もしおっ!っと思うものがあったら、隣の古道具屋さんにもぜひ。
開いてたら、ラッキーですよ。

あこがれの活版印刷
 

ああ♡

ショップカードが刷り上がってきました。

「Black bird White bird」の名前にちなんで、
黒い紙に白のインク、白の紙に黒のインクの2パターンを作りました。

しかも、かねてからの私の憧れの活版印刷で!

活版印刷とは金属でできた「活字」を並べて組んで印刷する方法です。

とても古い印刷方法で、印刷機の発祥といわれています。
素材こそ違えゴム印みたいな原理です。
みなさんも、なんとなくはイメージできますよね。

技術革新が進み、一時、活版印刷は過去のものになりました。
大量に、早く、しかも安いコストが求められる時代になり、
今は「オフセット印刷」が主流となっています。
もちろんこれはこれで利点や魅力はあるのですが。
(オフセットの説明は長くなる&上手に説明できそうにないので省きます、あしからず)

でも、つるんとした印刷とは違う、
活版印刷の「圧」のかかった少し押されたような「活字」には存在感があります。

デザインによって柔らかさもシャープも感じさせてくれますし、
なにより、何とも言えない上品さに惹かれます。

アナログ感があって、温かみもある、
そんな魅力は細々とではありましたが変わることなく支持され続けていました。
そしてまた注目を集めています。

今回、ショップカード、そして名刺は活版印刷で刷りました。
やっていただいたのは、「りてん堂」さん。

若いデザイナーの村田さんが活字に魅せられ、始めて間もない印刷屋さんです。

偶然のご近所さん。

ガラス張りの事務所は外から印刷機や活字の並ぶハコがよく見え興味津々でした。
(実は私たちが物件探しをしていたときに、候補のひとつでもあった場所でもあって、
引越し作業をされているのを見かけて以来、ずっと気になってチェックしてたんです)

憧れの活版印刷の名刺が持てて、これぞまさしく至福の幸せです。


突貫工事。
いろいろありまして、工事は遅れ気味から、「遅れてる」になりました。
そりゃあ、もう完全に。
毎日、ものすごい勢いで大工作業が進められました。

▼やってますよー!」な大工さんたち。


しかし予定より3週間、遅れに遅れ、
ペンキを塗ろうにも塗る壁ができていないということに!

こりゃ大変だってことになったのですが、
相談の結果、塗れていないところや仕上げは、
施工会社さんがやってくれるということになりました。

ほっ。

しかし、後は時間との戦い。
毎日、あれができこれができ、その合間を縫って、
間に合うように必要なものを買いに行ったり、
DM送付の作業などなど。
目の回るような忙しさ。



そしてギャラリーにはやっと壁ができ、
白い壁もさすが塗装屋さんのシゴト、美しい。
ちょっとは、らしくなりました。

ギャラリーの天井は吹き付け塗装。



2Fカフェは一面真っ白な空間に。
キッチンの厨房什器類も入り、これまた、らしくなりました。

カウンターを含め、
テーブルやチェア、スツールなど家具類の制作は、気鋭の家具作家さん、木印(きじるし)さんに依頼しました。
京都を中心にオーダー家具や、オリジナル家具、木の小物を制作されている方です。

ダメもとで頼んでみたのですが、
快諾していただき、
フィットワークも軽く、臨機応変に少ない予算に応じて知恵を絞ってくださいました。


何処の馬の骨とも知れぬ私たちに、丁寧に寄り添って
シゴトをしてくださる作家さんだと感じました。

カウンターは無垢のタモ。
無垢材とは「原木から直接必要な寸法に切り出したもののこと」だそうです。

ほれぼれしてしまいます♡
一気に空間に緊張感が生まれ、カフェらしくなりました。


そして、じゃじゃーん。
われらが「Black bird White bird」自慢のエントランスは
両手いっぱいに広げたくらいの幅の回転ドアです。



この回転ドア、枠はスチールで60キロ、ガラスだけでも50キロはある代物。

職人さんたち3人がかりで持ち上げ、慎重に息を合わせながら、はめ込み作業を行こなっていました。











▼入り口回転ドアの取手も木印さん作です。



▼完成まで後一歩!


ラスト3週間は本当に綱渡りのギリギリの攻防でしたけど、
泣いても笑っても今度の日曜日からお店が始まるのですね。
押忍。











そして動員がかかりました。。。

そりゃあもう大変だったんです、この1週間。
まさに息つく暇なし。
息をするのも忘れ、準備に追われていました。

そして懸案のペンキ塗り、動員かけました。

友達、ご近所さん、甥っ子にお父さん、いとこまで、
総勢2日間で延べ8名。加えて、だんなさんと私。

▼BEFORE


階下では遅れ気味の工事を進める大工さんたち。

設計士さんもまたまた参戦。
大工さんや私たちに
要所要所、細かい質問をされつつも、ペンキ塗り。

「この柱は塗っていいんですかー?」
「ここは?」
「センセ、ここの仕上げはモルタルですか?」
「ここは�いじめる�んですね」 (←業界用語で分からない。苦笑)

現場に設計士さんがいると、話が早いんですね。

そんなこんなの素人玄人、まぜこぜの現場で作業は進んでいくのでした。

我々は、よく晴れた土日の2日に渡って、
途中、恒例となった「ガリガリ君」休憩を挟み
丸一日、みんな揃ってペンキ塗りに汗を流しました。

▼AFTER


と、同時に。
そろそろ、オープンと最初の展示のお知らせDMを発送するという作業もしなければいけません。

ちょっとこだわって凝ったことをしたので(にんまり)、
これがいろいろと手がかかる。
折ったり貼ったり、入れたりと、内勤作業もあります。

みなさま、おつかれさまでした&ありがとうございました。

本当に助かりました。
「九死に一生」スペシャルです。

おかげでほんの少しですが、立ち止まって
深呼吸をする余裕ができました。




コーラのL、お願いします!

昨日、あ、もうおとといになってしまいましたが、
26日(日)にペンキ塗り作業はじめました。

そりゃあもう、ヌリヌリしたのなんのって、
工事中の、もちろんエアコンもない中、
だんなさん、わたくし、に加え、設計士さんにまで出張っていただき、
今回のDIY、メインイベントであるペンキ塗りの作業をしました。

汗だくです。
熱中症注意報です。
塩アメをなめ、麦茶をがぶ飲みし、塗りました。

お昼ご飯は、Mドナルドで涼みつつ、
わたくし、人生初、コーラのLサイズ飲んじゃいました。

途中休憩にはガリガリ君(なし味)。

…の結果。
2階の4分の3ほどの下塗り(1度塗り)ができました。

しかしまだまだゴールは遠く、
塗る場所は2階カフェの壁、床、1階ギャラリーの壁、天井、
トイレの壁、入り口の柱…かな。
もちろん2度塗り。

次のお休み、動員かけます!


またもやもたげる不安「できんのかなあ…。」

器、カトラリー…あれこれ。

で。書くとなったら連投するのが素人くさいですが、お許しを。

今日は器のことを書きましょう。

コーヒーカップやお皿、カトラリー類がだいたい揃いました。

普段から犂鎰瓩鮓たり、買ったりするのは嫌いな方ではありませんが、
特別詳しいとか、器屋さんに頻繁に足を運ぶというほどではなく、
もっぱらネットでちくちくと見て回るのが好きかな、という程度でした。

そんな中で出会ったのが、渡辺キエさんの器でした。

「鉄線」と名付けられたそのシリーズはマグカップから、
皿や小鉢、茶碗までいろいろと揃っていました。

一目惚れです。

インターネット上のいろんなお店で見れば見るほど、
渡辺キエさんのカップをお店で使いたい。という思いが強くなるばかり。

しかしどのお店にも「SOLD OUT」の文字が。
しかもやはり目で見て、手で触れてみないことには、決められないわけで、
特に作家ものの器などは、同じシリーズの器でも大きさや色合いなども微妙に違うものです。

というわけで、あとは行動あるのみ。
益子の作家さんだとわかったので、益子では有名な器のお店に直接お電話し、
無事、取り次いでもらうことになりました。


こちらが渡辺キエさんの鉄線マグカップ・楕円。
益子では珍しい陶器の作家さんです。



飽きのこないシンプルさの中にも
個性的な魅力があって鉄線のにじみもいい表情。

そしてこうするとわかりますが、
このマグカップ底が楕円で、
普通の円筒と違う形なのです。
アンバランスな形、
そしてシャープさも温かみも感じる、
この絶妙なバランスが…好きです。

みなさんにこのカップで
コーヒーを飲んでいただくのが待ち遠しいです。

機会があれば渡辺キエさんともお話ししたいな。




ちょっとごぶさたしちゃいました?


スミマセン。。。やはり京都の暑さにやられ、しばしブログお休みしておりました。

家で引きこもってる間にお盆も過ぎましたが、
五山の送り火は、しっかり見に行きました。

初めての狢臺源さん瓠
京都の人たちは五山の送り火を親しみを込めてこう呼ぶんだそうです。

うちの家からは歩いて10分ほどの高野川沿いから、
「法」の文字が大迫力で見えました。
ほかにも「妙」「舟形」や「左大文字」が川沿いのサクラの木々の間から見え、
あちこちから「見えた見えた」「こっちこっち」なんて言う声も上がり、
繰り出したたくさんの人たちでにぎわう一夜でした。

送り火は思わぬところから、急に大迫力で現れたり、ちらと見えたり、
見えるか!とおもって角を曲がると、木や建物で見えなかったり
おもしろいものだなあ思いました。

京都の人たちが大切にご先祖さまを送る気持ちが込められていることが
ひしひしと伝わってきました。



さて。
われらが「Black bird White bird」の進み具合ですが。

解体工事も終盤、電気配線のやり直しなどに取りかかっているようです。
そんな職人さんを横目に、かつじゃまにならぬよう、
私たちの作業のメインイベントであり、最終仕上げである、
「ペンキ塗り」のための作業に着手しました。

節約のため、ペンキ塗りは自分たちでということにしたのですが、
1階ギャラリーは壁と天井を、2階カフェは壁と床を白いペンキで塗ります。

ペンキ屋さんを捜し、ペンキを選び、見本帳を取り寄せ、色を絞り込み、
試し塗りのために購入しました。

で、試し塗りをしたのですが。。。。
現場が薄暗いこともあって、
はっきり言って、あんましわかりません(笑)。
「う〜ん、こっちの方が気持ち白いかなあ」(ってどっちも白や!とかつっこんだり)

ま、そんなことわちゃわちゃ言いながら、
デザイナーさんにも見てもらい「30」番で行くことにしました。

そんでもって、こんな風に、
2階カフェのキッチンまわりのカウンター辺りがなんとなくできて来ております。




でもなあ、最初の打ち合わせでは、工事はお盆前に終わって、
そっから我々のペンキ塗りをして。って話だったのになあ。。。

間に合うのか。危うし。。。既にそんな気分です。




破壊行為〜その後


梅雨明したとたん、暑い日が続きますねー。

京都は夏暑くて冬寒いとさんざん脅されて来たので、
しかも夏の暑さは蒸し蒸し、冬の寒さは底冷え、と。

なので少々、ビビりながら毎日を過ごしています。


あれから少し時間を空けつつも、破壊行為(解体)は進み、
いよいよ天井が抜かれていましたー。

どんな姿が出てくるやらちょっと怖々だったのですが、
案外、きれいで、これはいけるぞっていう手応えです。

天井を抜くと広くなった感じがしていい具合です。


日々変わっていく姿にわくわくです♡